THANKS FOR THE FEEDBACK

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最近、『ハーバード  あなたを成長させるフィードバックの授業』Douglas Stone and Sheila Heen(著)という本を読みました。タイトルの『THANKS FOR THE FEEDBACK』はこの本の原題で、これに『THE SCIENCE AND ART OF RECEIVING FEEDBACK WELL』というサブタイトルが続きます。

コーチングを学んで10年近くなりますが、私はフィードバックをするのも受け取るのも苦手でした。今は果敢にそこに取り組んでいる最中で、最近になってようやく原題のとおり、フィードバックに(心から)感謝する気持ちも芽生えてきたような気がします。

この本のなかでは、フィードバックを「受けとる人自身に関するありとあらゆる情報のこと」とし、自身の経験や周囲の人々の意見をはじめ、生活しているなかで、自分自身について教えてくれるものはすべてフィードバックと定義しています。
— 会社の年次評価、社員に向けて行う意識調査、地元のレストランに関する識者のレビュー。昔からのクライアントによる定期的な契約更新も、……15歳になる子どもが見せる愛情と軽蔑がないまぜになった態度もすべて含まれる 。–

そして、そのフィードバックを自分自身にとって意義あるものとし、そこから学べるようになるためのヒントが、さまざまな視点から書かれてあります。
フィードバックを受けとる側が、不安にならず好奇心をもってフィードバックのやり取りに集中する力や、たとえ間違っていると思われるフィードバックを貰ったとしてもその中から成長の糧を見出す力をつけることができれば、フィードバックを与えた人にもまた新たな気づきが生まれ、生産的な方向へ会話が進む機会にも繋がります。

指導したり評価したりする場面をはじめとし職場においてフィードバックは重要な役目を果たしますが、これまで、フィードバックを与える技術を学ぶ研修や書籍はあっても、フードバックの受け取り方を学ぶことに特化した機会や書籍は多くない気がします。
しかし考えてみると、フィードバックを受け入れるかどうかを決めるのは受け取る側で、言われたことをどういう意味でとらえるかも、そしてそのフィードバックに従うかどうかも、すべては受け取る側次第です。

あるようでなかったフィードバックの受け取り方について、示唆に富んだ内容となっていますので、ご興味のある方、ぜひ読んでみてください。

さて、明日から4月です。
この度、二人の息子達が揃って大学を卒業し、社会人としてのスタートを切ります。
今年の桜は、また感慨もひとしおです。

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